garden report ブログトップ

大谷記念美術館  後編2 [garden report]

IMG_0805.JPG

 

お次は枯山水の流れですが、奥に一際目立つ景石は                                 瀬田川真黒石です。

琵琶湖を水源とする瀬田川から宇治川にいたる地域で採られた名石で、現在河川からの採石は         禁止されており、川の流れで自然に掘られた水鉢や奇石は大変貴重な石です。

 

IMG_0807.JPG
まさに自然の生み出す彫刻作品のようですね・・・
IMG_0809.JPG
真黒石の水鉢
IMG_0811.JPG
竹次郎氏は彫刻作品を愛でるように、名石を集め
庭園を造らせたのでしょうか・・・・
彫刻家で有名なイサムノグチは
造園にも数多く携わりましたが、
彼は庭園というものは
地球を彫刻することだと考えたそうです。
庭園を空間彫刻と考えた彼は
昭和を代表する庭園家重森三玲氏の助力も得
全世界にイサムガーデンを作りました。 

大谷記念美術館 後編 [garden report]

IMG_0801.JPG

大谷記念美術館後編です・・・・

大谷竹次郎氏とご夫人の石像でしょうか。

この美術館は、実業家でありもと大相撲力士、ホテルニューオオタニ創設者 大谷米太郎氏の実弟 竹次郎氏により邸宅と近代絵画のコレクションを寄贈され1972年に開館しました。

松竹の大谷竹次郎氏とは同姓同名の別人です!

IMG_0797.JPG
ミステリーサークルでしばし休憩を・・・
IMG_0798.JPG
風格のある春日灯籠
IMG_0793.JPG
トクサに囲まれた彫刻作品・・・
IMG_0794.JPG
蹲のような形式で
円形の大きな前石の向こうに、丹波鞍馬石と思われる水鉢が
据えられ水が溢れ出しており、
本館前の池に流れています。
IMG_0795.JPG
あえて滝組みにせず、人造の水鉢を使うところが
特徴的ですね!
IMG_0799.JPG
いい感じですね~
IMG_0803.JPG
館内のカフェからも堪能できますので、ぜひお立ち寄りください。
                      
                       つ づ く

大谷記念美術館庭園にて [garden report]

IMG_0784.JPG
                                                                                                            先日西宮市大谷記念美術館の庭園拝観に行ってきました!
この美術館は、元大相撲力士で実業家
大谷米太郎(大谷重工業創業者、ホテルニューオオタニ創業者)の実弟、大谷竹次郎氏が
1972年近代絵画のコレクションと邸宅を寄贈され会館しました。
兄の米太郎氏は戦後の一時期は日本の三大億万長者の一人と言われ
名実ともに日本経済界の重鎮だったそうです。
庭園は回遊式庭園となっており、無料で見物できます!
近代的なお庭で、ところどころに彫刻等の作品が
置かれています。                                                                                                 
      
  
                                                                              岡本太郎作「午後の日」
                                                                                             
IMG_0786.JPG                                                    
                                                                                              石の彫刻作品  
                                                       
IMG_0787.JPG
 
IMG_0788.JPG  
                                          
                                                                                                             
                                                                                   ノムラモミジから見え隠れする五十の塔型灯籠                                                                          
                                                    
IMG_0789.JPG
IMG_0791.JPG
 箱根彫刻の森美術館みたいな雰囲気・・・・
なんか落ち着く庭園です。
IMG_0792.JPG 
後半へつづく・・・・・

兼六園の根上松(ねあがりまつ) [garden report]

IMG_1672.jpg

兼六園の名物、根上松です。接近するとかなりの存在感で圧倒されます。元々盛り土した所に若木を植栽して、大きくなってから根の周りのつちを削り取っていったそうです。

何の為にしたかと聞かれると困りますが、本職の我々には何となく分かります。

庭師や植木屋が木を植える時には、木の向き(表、裏等)はもちろんですが、あと根張りをよく見せるように植えます。地面に棒が突き刺さったような植え方は失格です!

しっかりとした根張りが幹に上がっていくところの美しさを強調し、力強い生命力を表現します。

これは生育にとっても重要なことで、木は深く植えると、根の生育が悪くなり枯れる時もあります。木の根は地中の深いところでは酸素が少なくて、根腐れを起こします。IMG_1670.jpg

IMG_1671.jpg

IMG_1668.jpg

IMG_1669.jpg

苔寺 (西芳寺)にて 2 [garden report]

IMG_1428.JPG
まさしく緑の絨毯ですね。作庭当初苔はなかったそうですが 今では110種類以上の苔があるようです。この土地の湿度や気温が苔に適していたのでしょうね。
IMG_1423.JPG
秋のやわらかい日差しが降りそそぎ、苔のグリーンが美しく発色してます。                            以前京都に住んでいて感じた事ですが、京都は空気中の湿度が高いせいか、周囲を囲む山々の反射のせいか日差しがやわらかく瑞々しいので、植物の緑が綺麗に映え、特に和風の庭を作るには絶好の環境にあると思います。京都に残る数多くの名庭が今でも訪れる人の心をひきつけて止まない所以でしょうか・・・                                                               

  それに比べ神戸や大阪は空気がカラッと乾燥していて同じような和風庭園を作っても、趣の違った印象になります。逆に南欧風の庭やロックガーデン等を作るには、神戸辺りは日差しがギラギラして良いかもしれませんね。

IMG_1421.JPG

最後に現実的なお話になりますが、この庭園 拝観料は3000円と破格の高さです!おまけに予約等も必要になりますのでそれなりに心の準備が必要ですね。                                      その代わり修学旅行生等団体がうウジャウジャ居たりしませんので、ゆっくり堪能できます。

IMG_1424.JPG

苔寺(西方寺)にて [garden report]

IMG_1411.JPG
 

この度、ブログを引越ししました!これからは仕事の事柄だけでなく、多岐にわたり色んなことをアップしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。                                                            早速リニューアル1発目は、去年の秋頃訪れた京都の苔寺(西芳寺)の模様をお伝えします。

IMG_1416.JPG
 多くの庭師が「最も心に残る庭」として挙げる西芳寺。噂に聞くとおり他とは違った異種独特な雰囲気です。 池庭につづく門 をくぐると、それは時間と空間を越え外界とは全く違う世界に来たような錯覚に襲われます。                                                                                                                                                   
IMG_1414.JPG

計算され配植された豊かな樹木が空間に奥行きを生み出し、まるでこの世界が限りなく広がるような感覚を与えます。

IMG_1413.JPG

足を進めると、池や木々が趣を変え180度どこを切りとっても絵になる庭です。とくに見所が近づく前は回遊路を高くすることで、その先に何が広がるのかという 期待感をあおります。                      ちなみに作庭は夢窓国師によるものです。  

      

 

                                                                                                                                                                                                          

 

          


garden report ブログトップ

ko-en blog

k_17954_lg.gif

blog de ko-en