小さなせせらぎの庭 [work]

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 パソコン入れ替えの為更新がご無沙汰になっていましたが、
決してぶらぶら遊んでいたわけではありません(・・)
4月に施工しましたお庭です!
流木を使ってモダンな蹲踞を作りました。
水鉢の手前は湧水が流れ、小さな水景が涼を感じさせるようにしています。
このようにちょっとした水景があるだけでも、庭に動きが生まれ水の音が心を和ませ、命の水は小鳥や、蝶など生き物を呼び込み、お庭がより一層自然身味あふれる癒しの空間になります。
また追ってご紹介したいと思います。
HPの方も作業中ですのでご期待ください!
 
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室内からの情景
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浮世絵名品展  北斎 [view]

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神戸市立博物館で開催されている、ボストン美術館浮世絵名品展 北斎に行って来ました。
葛飾北斎と言えば、1998年にアメリカのライフ誌の「この1000年で最も重要な功績を残した人物100人」
に日本人でただ1人選ばれました。
ちなみに画家ではどのような人が名を連ねたかと言うと
5位 レオナルド ダ  ヴィンチ
36位 ミケランジェロ
59位 范寛
78位  ピカソ
79位 ダゲール
84位  ラファエロ
86位  北斎
90位 デズニー・・・・・
これを見ても北斎が世界最高峰の画家であることが分かりますね。
今回は冨嶽三十六景や、諸国瀧廻り等風景画がたくさん観れたので
その大胆な構図と、奇抜なまでの遠近法が印象的でした。
建築や造園のパース(透視図)にも用いられる遠近法ですが
北斎の作品では、リアリティーからかけ離れるほど
奇抜に遠近法を取り入れることで、小さなサイズの浮世絵の中に
際限ない空間を表現しているように感じました。
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 庭作りにも古より遠近法が用いられてきましたが、エリザベス女王が絶賛したことで
世界にも広く知られる京都の名庭龍安寺庭園も、その代表的な1つです。
75坪程度の、物理的には広くない庭を、遠近法や目の錯覚を利用することにより
3次元を超えたでところで空間に広がりを感じさせる庭です。
例えば平面に見える庭は、実際には左の奥に向かい勾配がとられ、側面の土塀は奥に向かって徐々に低く作られています。
 庭全体が傾いているんですね。
それから大きな石を手前に配置し、遠くに小さい石を配置したり、
空間に奥行きを作る作庭技法が見受けられます。
私は20代の頃初めて龍安寺庭園を拝観した際、恥ずかしながらそのよさや魅力が正直よく分かりませんでした。
しかし幾度も観に行くうちに、このシンプルで簡素すぎる庭は見る側に何も与えない、
空間の広がりも然り、「自分で想像しなさい」と訴えているように感じました。
庭園の最も美しい姿は、観る側の心の中にあるのです。

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